プログラミングを仕事にするべき6つの理由を海外で働くエンジニアが語る

ここ数年、起業家や現役のエンジニアなど多くの人が「プログラミングやったらいいよ」と軽々しくおすすめしている現状がある。

おすすめされた人の90%は特に興味を示さないのに加えて、「いや一日中パソコンとにらめっこなんて無理」「文系だから無理」「もうアラサーだから無理」と自分を納得させていることだろう。

プログラミングは才能や知能うんぬん以上に向き不向きが大事になるのかもしれないが、大学時代パソコンなんてろくに触ってこなかった + バリバリの文系(数学の知識とか中学生くらいで止まってる)+ Web系エンジニアのキャリアをスタートさせたのは27歳の時 = 僕がプログラミングを仕事にすると良い点をまとめることにした。

過去の自分へ向けて実際にプログラミングを仕事にしてみて良い点を語ってみる。これからプログラミングを勉強して明るい未来を掴もうと考えている人にも参考になる記事になるはずである。

知的好奇心が常に満たされる感じ

僕は昔から新しい知識を得ることがとても好きだった。大学生の時には読書にかなりハマって自宅には300冊以上の本があった。卒業後プログラミングとは全く関係のない自動車部品会社に就職したわけだが、そこではものすごく退屈な社会人生活を2年間にわたって過ごした。

その時はやりたいことなんて分からずにもがいていたし、そもそも仕事がつまらない明確な理由すら自分の中ではっきりと分かっていなかった。

仕事を辞めた後で、約1年半ほど中南米やアジアを無職で放浪していた時にも、初めの2ヶ月は楽しかったがその後は惰性で旅を続けていたような感じである。

その後エンジニアとしてのキャリアがスタートして、今では日本からほど遠いカナダにて日本人が一人もいない環境でコードを書くことが僕の仕事になっている。

エンジニアとしてのキャリアはそこまで長くないが、初めて働いた会社でもどかしいくらいに仕事がつまらなかった理由が今ならはっきりと分かる。

要はその会社での仕事は、

「知的好奇心が全く刺激されなかった」

のである。

資料を作ったり、議事録を書いたり、上司のハンコをもらうためにその議事録を何度も書き直したり(議事録を書き直すとかマジで時間のムダでしかない)、取引先に挨拶に行ったり、取引先と価格交渉したり、正直そんなことは僕にとってはどうでも良かった。

自分のレベルが上がっていることがはっきりと分からないことが憂鬱すぎて憂鬱すぎて働く意味を自分に何度問いかけたことやら。

しかし、エンジニアとしての仕事は自分のレベルが上がっているかどうかがある程度までは一目瞭然なので、モチベーションがめちゃくちゃ保ちやすい。加えて、プログラミングの技術というのは常に進化を続けているのでマンネリということが全くない。

僕の領域であるフロントエンドの世界で言えば、ReactやVueなどのフレームワークなんて僕が仕事を始めた頃には存在すらしていなかったが(申し訳ないがjQueryは負の遺産だよね?)、今では世界中のエンジニアが日々業務でこれらの技術を使用している。

しかも世界中からエンジニアたちが集うカンファレンスも日々世界の都市で開催されている。こちらはReact CONF 2019。

こちらはVueを生み出したEvanがJSConfに登壇したときの様子。

エンジニアの世界ではこんな感じのイカしてるコンファレンスが日々開催されていて、みんなが最先端の技術トレンドをキャッチアップしている。みんなプログラミングが好きだから自ら進んで参加するのだ。知的好奇心モンスターのような奴らがたくさんいるのが、僕が今働いている業界だ。

こんなエキサイティングな業界、仕事は他にあるか?

僕にとっては知的好奇心が満たされるということは仕事をする上で最も重要な要素なので、日々コードを書くということ、最先端の美しいコードを追求するということは最高に幸せな時間だ。

海外で働けるチャンスが大いにある

27歳でWeb系企業でフロントエンドエンジニアのキャリアをスタートさせた僕が、現在カナダで就職して働けているということがこの見出しの証明である。

プログラミングを仕事にしたいと考える人の中には、将来的には海外で働きたいという人もいると思うので、海外で働けるチャンスが高い仕事である点も大きなメリットになる。

どの職業でもチャンスはあるといえばあるが、ことエンジニアに関して言えば海外で働くハードルはそこまで高くはない。世界中どこでもエンジニアの数は不足しているので技術力さえあれば、その地で話されている言語が流暢である必要すらなく採用されることも多い。

エンジニアと比較すると、医師や弁護士、会計士などの仕事は日本で資格を持っていたとしても海外で働く際に再度学校に通って資格を取得する必要があったり、そもそも異なる言語でクライアントと問題なくコミュニケーションを取ること自体がかなり難しいので、難易度はあまりにも高いと僕は思う。

その点エンジニアは学歴もそこまで関係ないし、資格なんていらない職種がかなり多い。今までWeb系エンジニアとして働いてきたが、資格が話題に上がることなんて一度もなかった。自分の技術力だけが自らの証明になる。シンプルな世界である。

社会に大きなインパクトを与えられる

あなたはこのWebサイトを訪問したことがあるだろうか?

東京都コロナウィルス対策サイト
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

GitHubページはこちら
https://github.com/tokyo-metropolitan-gov/covid19

このサイトは東京都のコロナウィルス対策サイトである。つい最近Twitterで話題になっていた。

Vueというフロントエンドのフレームワークが使われていて、Vue界隈の人がこぞって情報を共有していた。ちなみに僕も現在Vueを使って仕事をしているので、何というか僕たちが日々書いているコードはこんな感じで社会のためになるんだなと感慨深いものを感じた。

このWebサイトに対して、台湾のIT大臣がプルリクを送ってマージされた話を知って(漢字の修正だけなんだけどね)、エンジニアの人たちはこのニュースを見て言葉で言い表せないけど、すごく盛り上がった人がたくさんいると思う。

給料がまあまあ良い

やはり平日の大半を費やすことになる仕事で多くの人が一番重要な要素にあげるのが給料である。給料は高ければ高いほど良い。資本主義社会で生きる僕たちにはお金が必要である。お金はマジで大事。

日本のエンジニアに関して言えば正直そこまで給料が高いという印象はないけど、ほとんどのエンジニアが日本のサラリーマンの平均給与は当たり前に上回っているだろうし、フリーランスで働いているエンジニアなら結構な給料になる人もいるみたいだ。

僕が働くカナダではエンジニアの給料は大体平均で60~70Kといったところだろう。為替にもよるが日本円で500〜600万円ほど。カナダドルは本当にしょぼい。

しかし、アメリカではエンジニアといえば日本やカナダとは比じゃないくらいに稼ぐ人がたくさんいるし、他の国々でもやはりエンジニアの給料は高い部類に入ることは間違いない。

楽しくてやりがいがあって給料もまあまあ高い。いい感じすぎる仕事だ。

リモートワークが当たり前の業界

自宅で働くことを英語ではWFH(Work From Home)という。僕の会社はチャットツールにSlackを利用しているが、朝になるとWFHが羅列しまくることが度々ある。

エンジニアはリモートで仕事が出来ちゃうことが多い。特に僕のようなWeb系のエンジニアにとってはパソコンとネット環境さえあればどこでも仕事ができてしまう。

エンジニアを抱える企業の中には、会社に行くか自宅で仕事するかは社員が自由に選べる会社ももちろんたくさんあるし、曜日指定で自宅での仕事を認めている会社もたくさんある。

働き方に関して言えばかなり時代の最先端を走っている業界であることは間違いない。

自分が作ったものを世界中の人が使ってくれる

自分が作ったもの、自分が関わったものが世界中の人に愛用されるというのはまさにエンジニアのロマンである。おそらくエンジニア的な感覚で言えば、自分が作ったものというより自分が書いたコードが世に出るという風に捉える人も多いはずだ。

クリエイティブでありたい、承認欲求を満たしたいというのはエンジニアのみならず人間に当たり前に備わっている欲求だと思うので、それを満たし続けられるエンジニアという仕事は素晴らしい。

僕が働くStreamlabsではライブストリーミングで使用できるStreamlabs OBSを主軸にいろいろな事業を行っている。僕の書いたコードもこの会社のいろいろなプロジェクトで動いている。

自分が何かをアップデートすることで世界中のユーザーからの反応があるというのはとてもエキサイティングだし、しっかりしたコードを常に書かなければいけないと身が引き締まる。

インターネットの歴史はまだまだ浅い。だからこそどんな人にもチャンスがある。プログラミングの力があれば世界にインパクトを与えることができる

「プログラミングを今から学び始めても遅いですか?」という人は、こんなくだらない質問をタイピングしている暇があったら、コードを書きまくって、エラーに出会いまくって、デバッグでエラーの根源を探し当ててスッキリしまくるというエンジニアのオーガズムを感じまくろう。

エンジニア、最高。プログラミング、最高。


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