まさか!キューバには中国人が1人もいない中華街があってびっくりした

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世界のどの国に行っても中国人というのは独自のコミュニティを築いている。東京でいえば池袋周辺にはかなり多くの中国人が暮らしているし、ぼくが学生時代に半年間滞在したカナダのトロントにも大きなチャイナタウンが形成されていた。

人口で考えても中国人は世界の1/4ほどを占めるので、中南米でわれわれ日本人が「Chino(中国人)」と呼ばれてもなんらおかしなことではない。だいたい同じ顔だし人口比を考えてもアジア=中国という考えは納得ではある。

ぼくはキューバの首都ハバナで暮らす中でこの地にも中華街というものが存在するということを聞きつけた。世界中に存在するので当たり前かとも思ったけど、少し興味があったので訪れてみることにした。

中華街の場所はこちら

Google Mapにしっかりと載っていたので貼っておく。カピトリオ(国会議事堂)のすぐ近くなのでぜひ足を運んでみてほしい。

ちなみにスペイン語でヴァリオ・チノ(Barrio Chino)と呼ばれている。もしハバナを訪れた時はこれを伝えればきっとキューバ人も理解してくれることだろう。

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中華街に中国人が一人もいない

中華街と呼ばれる場所はセントロハバナにある。たしかに漢字で「中国城」としっかりと書かれてあるけれど、中を通ってみると数店舗が軒を連ねているだけでものすごくショボい。ショボすぎて「中国城」の看板が可哀想になるくらいだ。

そもそも「中国城」というワードの選定にツッコミを入れるべきだと思うけど、そんなことも気にならないくらいにやる気のカケラもないものであった。

この中華街の何がすごいかって、中国人がひとりもいないということ。中華街に中国人がいないのって初めてだけど、他の国でもこういうことあるのかな。中華街といえば現地の言葉なんて完全無視でひたすら中国語を語りかけてくるチャイニーズの活気がすごいはずなのに、ニイハオシェイシェイの単語はついに一度も聞くことができなかった。

一説によると、スペイン植民地時代には多くの中国人がハバナで暮らしていたようだけど、その後経済の発展が望めない国であると分かると一斉に去ってしまったようだ。さすが中国人の商才は予想通りでアメリカにそっぽを向かれたキューバは今や完全に独り相撲で経済は完全に停滞したままである。

中華料理の味はどうなのか気になる人もいるかもしれないけど、ぼくが訪れたレストランはお世辞にも美味しいとは言えなかった。しかもセントロハバナのレストラン相場で考えればちょいと高かったと記憶している。

中華料理専門のレストランではないけど、もしチャーハンを食べたいという人がいればぼくが足繁く通ったCome y Callaというセントロハバナのレストランの方をオススメする。こちらはコストパフォーマンスが高いにも関わらず立地条件のせいか客がほとんど入っていないのでかなり落ち着いて食事をすることができる。特に貧乏バックパッカーにはおすすめである。

参考:キューバで3ヶ月暮らしたぼくはどんな生活をしていたのか全記録をまとめました

孔子像がそびえ立つ横でドミノに勤しむキューバのおっさん

別の日に昼間このエリアをぶらついていたらあの孔子の銅像が立っていた。キューバの地でまさか孔子に出会うとは思ってもいなかったのでとても驚いた。

ちなみにその銅像が立つ公園では昼間からおじさんたちが集まってドミノで遊んでいて、キューバの平和さを改めて感じた。キューバのおじさんたちの仕事は会社の業績に貢献することではなく、どれだけ近所のおじさんたちと遊んで喋って笑い合うかなのかもしれない。

ハバナ大学で見かけた大量の中国人グループ

中華街の状況を見ればこの国の中国人の存在感はないに等しいと感じるかもしれない。たしかに他の国に比べれば中国人の存在感は微々たるものだ。ただ、ぼくが通っていたハバナ大学では、中国とキューバという社会主義を標榜する国の関係からか、中国人の留学生は結構多くて医学部に通っている人たちが多いという情報を聞いたことがある。

この情報がどこまでの信憑性を持つかは定かではないが、たしかに中国人グループは一定数いて、彼らは学部での授業の前にスペイン語を習得する必要があるので、スペイン語コースにも多くの中国人が在籍していた。

スペイン語初心者の場合はほぼ間違いなくクラスメイトの多くが中国人グループになると思うので、スペイン語よりも中国語のほうが上手くなるといったこともあるかもしれない(これは冗談だけど)。

いずれにしても中国人の存在感がほぼ皆無だったキューバでの3ヶ月。それでもやはりぼくが道を歩けば「Chino(中国人)」と呼ばれ続けるし、「Soy Japones(ぼくは日本人だよ)」と言っても10秒後には「Chino(中国人)」と呼ばれる。

首都ハバナに在住日本人が増えてジャパニーズタウンを形成するまでになれば、キューバ人にとってのアジア人=日本人になるのかもしれないが、そんなことは日本から距離にしても生き方にしても遠すぎるキューバでは起こりえないことなのだろう。

ぼくら日本人はキューバのみならず中南米では「Chino(中国人)」として生きていく以外には道はないのかもしれないと、そんなことを中国人のいないハバナの中華街でふと思った。

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2件のコメント

  1. はじめまして

    ゴールデンウィークを利用して

    キューバに来ているものですが

    いかんせん、情報が少なすぎて困っています。

    もしよろしければ少しだけ話でも聞かせてもらえれば

    ありがたいのですが、どうでしょうか?

    返信お待ちしております。

    小島

    1. キューバいいですね!ぼくが行ったのはかれこれ4年前です。すごい昔!
      質問いただければ答えられる範囲で答えますよー!
      Twitterとかで質問いただいても大丈夫です!

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