アメリカの銃規制について思う、銃を持つよりも防御したほうが賢くないか?

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ぼくはアメリカに3日しか滞在したことがないくらいにアメリカに疎いので、常に議論の的である『銃規制』について語る資格はもしかしたらないかもしれない。

でも、ブログという個人メディアにおいて自分の意見を述べることには資格うんぬんなんて必要もないので、素人意見として考えたこと感じたことを書いておこうと思う。

アメリカ史上最悪の銃を使用した殺人が発生

銃の問題については以前から銃所持はありえない”馬鹿げた法律”だという意見を持ってはいたけど、再びアメリカの銃について考えるようになったのは先日の恐ろしい事件が発端である。

CNN.co.jp : 米ラスベガスで銃乱射 20人死亡、100人負傷 容疑者は死亡
米ラスベガスで銃乱射、少なくとも50人死亡 – WSJ

参考:米史上最悪ラスベガス銃乱射から逃げまどう人々 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト、銃社会アメリカ 数字で見る被害と支持 – BBCニュース

世界一の観光地ラスベガスにて、野外コンサートの最中に400mも離れたホテルの高層階から男性が銃を4分にわたって連射。それによって50人を超える死者、大量の負傷者を出すことになった。

ニュースで耳に入ってきた時は、信じられない事件だなという感想とともに、アメリカでなければ起こりえない事件だなということも頭にすぐに浮かんだ。

そもそも多くの国民が『アメリカ人の権利』だと主張し銃を所持しているような国で、ある一定数どこの国・地域にでも存在するであろうヤバイ奴らがいつ銃を乱射してもおかしくないよね?と思う。

おそらくというか間違いなく、日本での銃の所持を認めた場合、簡単に大量殺人が起こるだろうし、誰がどう見積もっても今よりも犯罪率はアップするだろう。

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自宅に銃を置いていても意味なくね?

この事件が起きてすぐにアメリカ人の友人に連絡をとって、いろいろと銃の所持について聞いてみたところ、外出する時に銃を持ち歩いている人なんてほとんどいないということを聞いた。

確かに州ごとにルールは違えど銃を一目につくように持ち歩くことは基本的に禁止されているみたい。

データはちょっと見当たらないけどおそらく大半のアメリカ国民は、銃を所持していたとしても自宅に保管している人が大半で、いつも持ち歩いているなんてことはあんまりいないと考えられる。

ということは、こう思うんだよね。

自宅に銃を置いているだけなら意味なくね?

だって、銃で撃たれる可能性は圧倒的に自宅よりも外出した時だから。自宅のほうが撃たれる可能性が高い人がいるとすれば、ギャングのボスだったりマフィアの事務所だったりそういう人くらいなのではないかな?

それ以外で一般家庭でも常にスナイパーに狙われるようなエリアなら、そもそも早く引っ越すべきだと思われる。

銃を持つよりも防弾チョッキやヘルメットを身につけるべきじゃないか?

そこでぼくが銃社会のアメリカで暮らすならば銃を購入して戦闘に備えるよりもむしろ、防弾チョッキやヘルメットで自分の身を防御するほうを優先的に考える。

今回ラスベガスで発生した銃による大量殺人だってその場にいた人たちがもし防弾チョッキを身につけていたら、もしヘルメットをしていたら、おそらく大半の人が亡くならずにすんだのではないだろうか。

夢物語のような話に聞こえるかもしれないけど、ぼくとしては結構真面目にこんなことを考えていて、『銃には銃を』よりも『銃には防具を』のほうが現実的だし有効な手段だと考えている。

「銃は権利だ」というマインドが良くない

あと、銃を所持している人の多くは自宅に侵入者が来た時に応戦できるようにとの考えを持っているようだけど、これもとても不思議。

え、アメリカって戦場じゃないよね?

ということは突然なんの理由もなく自宅に侵入してきて人を殺すようなヤバい奴ってそんなにたくさんいるとは思えない。ヤバい奴にも他人の家に侵入する理由があるわけで、多くは金品目的なのだろう。

それなら「どうぞ家にある物はすべて持っていってください。ただ命だけはお助けください」と懇願するほうが生き延びられる可能性は高い気がする。

たとえ自宅に銃を所持していたところで、集団での強盗の場合は太刀打ちできる可能性は相当低いだろうし、それならば「金品の在り処を知っているのは自分だけだ」との主張をして、なんとか命だけは守りに入るというほうが現実的なのではないだろうか。

銃所持は横柄な人間を生んでいる

この治安面を別にすれば、善良な国民が銃を持つ最大のデメリットとして「いざとなったら俺は(わたしは)銃を持っているから何でもできるんだ!」という横柄すぎる自己肯定感に繋がるのではないかと考えている。

ディベートをしている時だって、もし相手が自宅に銃を所持していると分かればあまり本心で意見を戦わせることはできないし、こっちだってかなりビビってしまう。

銃を所持しているほとんどのアメリカ人は銃を単純に自分の身を守るための道具として捉えているだろうけど、ある一定数どこの国にも存在するヤバい奴らが銃を簡単に手に入れることができるシステムをどうにか変えないとどうしようもない。

アメリカの銃社会がどれだけぶっ飛んでるか分かるデータ

アメリカ社会について疎いぼくがどれだけ「銃やばくね?」と唱えたところで誰にも届かないので、アメリカ銃社会のいろいろなデータを紹介しよう。

「アメリカ 銃」と検索すると真っ先に現れるページなので、見たことがあるかもしれないけどぜひ一度チェックしてみてもらえればと思う。

参考:統計でみる、銃社会アメリカの銃に関する驚くべき15の真実 : カラパイア

見出しだけまとめるとこんな感じ

  1. 銃による家庭内暴力
  2. 銃は車の事故と同じくらいアメリカ人の命を奪っている
  3. 1週間に1度の割合で幼児による発砲事件が起きる
  4. 2015年に銃により亡くなった子供の数は756人
  5. 日々の死者数の半分は黒人男性
  6. 銃乱射事件の死亡者は銃による死亡原因の2%
  7. アメリカ国内で銃の乱射事件が起きていない主要都市は1つだけ
  8. 銃による死亡者30万1797人、テロによる死亡者71人
  9. 2015年度では1日に36人が銃により亡くなっている
  10. テロ対策費用は約105兆円を超える
  11. 戦死者よりも多い銃による死者
  12. 世界一銃による殺人事件が多いアメリカ
  13. 2015年度だけで銃で死亡した人は1万3286人以上
  14. 2015年度だけで学校での発砲事件は64件あった
  15. 2015年度だけで372件の銃乱射事件があった

もしいつの日かアメリカという国で暮らしたり長期間滞在することがあれば、ぼくの今の考えが変わることもあるかもしれない。その時はまたこちらの記事をアップデートして、『アメリカで実際に暮らしたら銃規制についてこう考えるようになった』といった趣旨の記事を書いてみたいと思う。

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