キューバを颯爽と走るクラシックカーを20枚の写真で紹介

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キューバといえば葉巻やダンスや野球などが有名であるが、キューバならではのものといえば、やはりクラシックカーを外すことはできないだろう。

昔のアメリカ映画に出てくるような車がキューバでは未だに現役で走り続けている。写真や映像で飽きるくらい見ているとはいえ、実際にこの目でこの耳で街中を颯爽と駆け抜けるクラシックカーを感じると、異国感ということ以上にむしろ時代をタイムスリップしたかのような感覚に陥ることになる。

「タイムスリップしたかのような」という表現はいかにも陳腐な響きになってしまうところではあるけれど、文字どおりの感覚を抱かせてしまうほどにキューバという国はある意味で時代がストップしている。ぼくはそんな印象を受けた。

自動車には全くもって興味のないぼくですらダイナミックに排気音MAXで走るクラシックカーに魅了された。日本でポルシェやベンツなどの車を見かけても写真なんて撮ろうと考えたことは一度もないが、ここキューバで今なお現役で走り続けるクラシックカーは被写体としてあまりにも強い輝きを放っていた。

クラシックカー目当てでキューバを訪れる人も少なくないと思うので、とっておきの撮影スポットを紹介しておくことにする。(というか、たぶんハバナ観光では誰もが足を運ぶエリアだと思うので改めて書く必要もない気がするけど)

セントロ・ハバナからハバナ旧市街に向かう通りで、たくさんのホテルが建ち並んでいる。観光客で毎日賑わっているオビスポ通りがすぐ先にある。パルケ・セントラル(Parque Central)やホテル・テレグラフォ(Hotel Telegrafo)などのホテルがあり、大きなセントラル公園があるのですぐ分かる場所。

ここはクラシックカーのショーが行われているかのように、いつでも好きなだけ色とりどりの車を拝むことができる。

街角で突然現れるカッコ良すぎるクラシックカー

観光客なんてほとんどいない住宅街にもクラシックカーは突然何の前触れもなく目の前に現れる。存在感がありすぎて最初はびっくりしてしまったが、慣れてくるとただの日常になってしまう。

とはいえ、やはりひと際目立つクラシックカーを目にした時にはやはり心が弾むし、この一瞬を写真に撮りたいという想いが芽生えた。

日常に溶け込んでいるクラシックカーを見てもらえればと思う。

ぼくが撮影したクラシックカーの中で一番のお気に入りはこれ。売店で買い物をしている女性の姿と、派手な紫色のクラシックカーのアンバランスさ。我ながらよくこの一瞬にシャッターを切ったものだと感心する。

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クラシックカーを所有するということ

クラシックカーは年々故障などの原因で減っているはずなので、キューバにて年季の入ったクラシックカーを所有しているのはある意味で特権のようなものなのだろう。だからなのか分からないがドライバーの車への愛着が強く感じられることが多々あった。

観光客は(キューバの物価を考えれば)かなりの額を払って乗ってくれるので、自分の車をできるだけ魅力的にしようといろいろと改造などもしているみたいである。

ここでは車のファッションショーのようなものが毎日開催されているようだ。

キューバのドライバーはみんなエンジニア?

また、車のメンテナンスは基本的に自分で行うのがここでは当たり前のようだった。何か問題が起これば、車のボンネットを開けて自力で修理をしてしまう。

もはや車の整備士などという職業がこの国では不要になるのではと思わせるほどに、キューバのドライバーたちは勇ましかった。何とかなるといって修理し始めるとだいたい何とかなってしまうことが多かったので、ぼくは個人的な経験から彼らのメンテナンスは素晴らしいものだと感じている。

クラシックカーは実は経済封鎖が生んだ負の遺産

ここまでキューバのクラシックカーはカッコいいという路線で話を進めてきたが、もちろんこの状況はある意味でキューバの歩んできた歴史の負の遺産であることは重々承知のことである。

革命によってもともと半植民地とされていたアメリカから『独り立ち』をしたキューバ。もともとその時のキューバはアメリカ資本のホテルや企業がたくさんあったので、それらは全てキューバのもとに戻った。

しかし、ここで超大国アメリカがそのまま引き下がるわけもなくすぐに経済封鎖を行う。その後はご存知の通り、オバマ大統領時代に国交正常化を行うまでキューバという国は完全に世界経済からは蚊帳の外であった。

だからこそキューバでは古いクラシックカーを未だに修理しながら利用しているし、家や道路だってメンテナンスを日々行いながら人々は生活している。

そんな背景が存在していることも一応書き添えておくことにする。

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