銀行カードが行ったこともないペルーの街で5万円も不正利用されてた話

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世の中はいろいろな不幸で溢れている。テレビをつければ毎日不幸なニュースを目にするし、ドキュメンタリー番組ではにわかには信じがたい出来事がドラマティックなナレーションとともに描かれる。

しかし、ぼくたちは自分ごととしては捉えない。「大変だなー」「マジかよ!」という言葉を液晶画面に向けてつぶやきはするけれど、自分自身がいざこざに巻き込まれる当事者になるなんて誰も想像しない。

ぼくの場合、そんな大きな事件ではないけれど数年前に中南米での滞在を終えて帰国した際に、銀行カードがぼくが訪れたこともないペルーの街で日本円にして5万円以上も不正利用されていたことがあった。

当事者になってみると、「ほへ」という言葉すら出てこないでただただポカンとしてしまったのを覚えている。

海外ではクレジットカードがスキミングされるとかいろいろ聞くけど、銀行のカードはそもそもキャッシングでしか利用していないし、他人に預けたことがただの一度もなかったというのも、ぼくをポカンとさせた理由ではあったのだろう。

とりあえず、なんだかとてつもなく伝わりにくい内容なので時系列でこの時のストーリーを語っていくことにする。

中南米から約8ヶ月ぶりに日本帰国

数年前にぼくは中南米の国々に少しずつ住んだりして合計で8ヶ月ほど滞在した。まさに人生観を根本から変えさせる出来事がたくさん起こったこの期間はすばらしいものだった。

そして、スペイン語やサルサダンス、自信満々のハグを身につけたぼくは意気揚々とジャパンに帰国。長期間の海外滞在から戻った時のあのルンルン気分は何なのだろうか。いつも不思議である。

そんなルンルンなぼくはふと銀行に立ち寄ったところで衝撃の事実を知ることになる。

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カードが不正利用された?

そうだ、この時に銀行へと足を運んだのは、なぜだか日本に帰国してから銀行のカードが使用できなくなっていたからだった。

おそらく暗証番号を忘れたのだろうと思い支店にて確認してもらうと、若い行員さんは一言ぼくに告げた。

「もしかしたら不正利用の疑いがあったのでカードが一時的に利用停止になっています、何か心当たりはありますでしょうか」

うん、全くないよね。というか、ぼくはこのキャッシュカードを数回ATMでキャッシングするために利用しただけなので、スキミングとかされる可能性はゼロなんだけど。

「全くわかりませんね、どんな状況なんでしょうか」

すると、行員さんは資料を見せながら説明してくれた。

「すべてペルーの〜〜という街で、◯月◯日に▲▲万円、◯月◯日に▲▲万円、◯月◯日に▲▲万円のキャッシングがされていますね」

え、ちょい待って。その街はどこ?てかその日ぼくペルーにいませんでしたが何か?w

ぼくがコロンビアにいた日にペルーでキャッシングがされていた

正直日付を聞いてびっくりした。なぜなら不正利用されたすべての日でぼくはコロンビアにいたのだから。

あれ、キャッシングってカードがないとできないよね?ぼくはもしかして夢の中でコロンビアに滞在していたのだろうか。該当する日付で撮影した数千枚の写真を考えるとぼくが夢の中のコロンビア時間を満喫していたとは大抵思えない。

では、なぜ?

この理由は実は今になっても解明されていないので何とも言えないのだけど、あるとすればぼくが利用したATM自体に何か仕掛けがしてあって、そこでID、パスワードをコピーされて同様のデータを持つカードが作られたのかもしれない。(全くの想像だけど)

なにはともあれ、ぼくのカードは不正利用されたのだ。

日本円で計5万円の被害

被害額は計5万円ほど。なんとも微妙な金額ではあるけれど、やはりできるならば返してほしい。何の非もないにもかかわらずお金が減ってるわけだからね。

というわけで、ここからぼくと銀行との結構長いやりとりが始まる。いや、正確には銀行のカスタマーサポートといったほうがいいだろうか。

パスポートの渡航履歴等の情報をすべて提出

早速言われたとおりにパスポートの渡航履歴をコピーしたものなど、当時のぼくの足跡がわかるものを提出。

さあ、これで5万円が戻ってくるぞ、よかったよかった。

しかし、2ヶ月経っても何の音沙汰もない。これは困ったものであるとカスタマーサポートに連絡を入れてみることに。

「担当者に確認しますので、また再度担当者からご連絡させていただきますね」

諸々の状況を説明したところ、こんなセリフが返ってきたのでその言葉を信じてぼくはまた待った。そこから1週間以上もまた放置された。放置プレイはよくない、信用第一の銀行なのに。

そこで再度カスタマーサポートに連絡。

もちろん以前とは違う人が電話に出たので、また一から説明をしたところ「担当者に確認して再度ご連絡で宜しいでしょうか」との聞き覚えのある捨て台詞が投げられたので、ぼくは冷静にこれを受け止めた。

そして、悟った。

こういうパーソナルすぎるイレギュラー事項の場合、カスタマーサポートにお願いしてはいけないと。言葉遣いはロボットを上回るほどの丁寧さであるとはいえそれ以上でも以下でもないサービス。おそらく言葉遣いに錯乱させられたのだろう。

彼らは間違いなく責任を持ちたくないから担当者に連絡するというところまではしっかりと遂行するけど、それ以上のフォローはおそらくやらない。たぶん。

担当者に直接電話したら一瞬で返金された

そういうわけでカスタマーサポートに担当者の名前を教えてもらった。心なしか面倒なことから解放される時の安堵感が「はい、ではよろしくお願い致します」の言葉から明らかに感じ取れた。

「大丈夫、これ以上は罪のないあなたたちを困らせる電話はしないよ」

ぼくは「どうもありがとう!電話してみます!」というハキハキ台詞を相手に伝えることでこの会話を終了した。

そして、すぐに担当者に電話。

「支払いの件、お待たせして大変申し訳ございません、今週中には全額振込させて頂きます。」

担当者との直接のやりとりに費やした時間3分。

ペルーでのカード不正利用発覚からここまでに費やした期間3ヶ月。

ようやく全額5万円がぼくの手元に戻ってきたのである。これにてめでたしめでたし。

カード不正利用の教訓

今回カードが不正利用された原因が何だったのかはっきりしないが、今後ぼくが取るべき対策はいくつか思いつく。

  • できるだけ海外ではカードを利用しない。キャッシュを引き出す回数をできるだけ少なくするように。
  • 道端のATMではなくて銀行のATMを利用するようにする。これはセキュリティ面でも万が一カードが飲み込まれた際にすぐに対応してもらえるという利点がある。
  • あとはカード利用についてオンラインで定期的に確認しておくことも大事。おかしな利用記録があればすぐにカードを停止することができる。

 

カードの不正利用なんて巷ではよく起きていることなのかもしれないけど、まさに自分自身に起こるとは全く予想だにしていなかったのでかなり驚いた。

そして、この後でまたもやイレギュラーなカードの不正利用が発覚することをこの時のぼくは知るよしもないである。

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